秋田県大会(2023・夏)個人的振り返りと仮説

お疲れ様です!!いよいよ明日は、甲子園大会の組み合わせ抽選会ですね。もうこのタイミングしかないと思ったので、秋田県大会の全体的なところを振り返っていきたいと思います。

 

固有名詞もほとんど出さず、終始ざっくりした感想になると思いますが、noteで振り返るときの参考、来年の夏に向けての参考にしていければと思います。

 

まずは、TVや配信で全体的に試合を見ていて感じたことは、(あくまで体感的なお話で恐縮ですが)

①先手の継投/複数投手制で戦いに挑むチームが増えた⇨やはり、昨夏の仙台育英があのような勝ち方で優勝を果たした以上、秋田県としても無視出来なかった側面はある気がします。甲子園大会、秋以降も引き続き注視したいところです。

 

②打撃の上積み:内野の間を抜けるヒットのみならず、直接外野に到達するクリーンヒットが増えた印象⇨特にこまちブロックの試合は、失投を逃さずクリーンヒット、長打にする場面が例年以上に多く見られました。シンプルに春→夏で打者の対応力が上がると言うのはよく言われることではありますが、各校春季大会よりかなり打のほうで上積みはあったように感じます。

 

また、センバツで大活躍を果たした森岡くん、更に春季県大会でも投手としての実力を再び証明した齋藤くん擁する能代松陽、無失点で春季県大会を制した明桜。この2チームの「投手陣」を打ち崩さなければ甲子園には辿り着けないというところで、例年以上に打撃に対する意識が各校高まったという可能性も考えています。

 

 

③終盤まで縺れる接戦が多かった

特に準決勝以降は、全試合が個人的ベストゲーム候補にあがるくらい、終盤まで縺れる熱戦でした。春季県大会優勝の明桜、準優勝の秋田商、センバツ出場の能代松陽がまず軸となり、4強進出の秋田中央、秋田修英、初戦で秋田修英とタイブレークの激闘となった秋田南はじめ、上位に進出したチーム含め多くのチームの力は横一線だったと思います。秋以降どうなるかというところも、非常に気になります。ちなみに...個人的ベストゲーム候補は、3回戦の「大館国際-秋田中央」でしょうか。詳しくはまたお話出来ればと思います!

 

また、初戦の中では、「五城目-十和田」というカードが非常に心に残っています。試合を通して、人数的、練習環境的な面では厳しくとも、明確な目的意識を持って日々の練習に臨むことが大事ということを実感しました。これはもう「長年の感覚」となってしまいますが、ひとつひとつの丁寧なプレー、試合運びを見ていて、きっとそうに違いないと思ってます。両校の監督さんの手腕にも、益々注目したいと思います。

 

そして、3回戦以降球場で観戦していて感じたことは、

①守備の基本(世に出回っている、プロ野球選手が執筆・監修された教科書において書かれていること)を大切にしたチームが増えた印象⇨ここに関しては、専門的分野の知見に長けた方のお話を是非お伺いしたいところです。強いて言えば...「内野手のゴロ処理において、無理に打球を身体の真正面に入れにいかない」つまり、「打球や状況に応じて、逆シングルでアプローチする」という場面が増えたように思いました。個人的に心の中で「ナイスプレー!」と叫んだのは、このようなプレーが多かったです。春から大きく守備が向上したチームが多かったので、秘訣はどこにあるのかというところを引き続き考えてます。

 

 

②守備の間合いでの確認作業に力を注ぐチームが増えた⇨春季県大会ではなかなか見られなかった、「お互い(前後左右のポジション)の位置関係を毎球ごとに確認し、手でオッケーマークを作る/ジェスチャーで微修正する」といった確認を、どのチームもより一層丁寧に行なっていた印象です。夏までの仕上げとして注力してきたチームが多いのかなと思っております。

また、最初の現地観戦が大館桂桜-大曲工業だったのですが、両校ともに手で丁寧にグラウンドをならす選手が非常に多かったように思います。やはり、度重なる大雨でグラウンドコンディションが刻々と変化する以上、そのように事前に危険の芽を摘むための取り組みは大事だと改めて感じました。

 

個人的な振り返りと仮説は以上となります!最後に...やっぱり声出し応援あると、全く雰囲気変わると感じました。もう少し言うと、全校応援が入った夏の雰囲気。昨年、一昨年は声出し応援なし、2020年は大会中止でしたので、こまちスタジアムでは4年ぶりに体感する声出しありの全校応援でした。同じように感じた方もいらっしゃるようです。吹奏楽部のみなさんはじめ、応援団のみなさん、ファンのみなさんも本当にお疲れ様でした!改めまして、最高の大会をありがとうございました🫡

 

今回はここまでとなります。最後までありがとうございました!!