個人的見どころ(準決勝)

こんばんは!

改めまして、昨日のスペースにお越し頂いた皆様、ありがとうございました!!早いもので、春季大会も残すところ準決勝2試合・決勝戦のあと3試合となります。

冷静になって考えると、昨日漏らした「3位決定戦が無いのは残念...」という一言は、「2019年までの規定であれば3位決定戦があり、勝敗に関わらずこの4チームの試合をあと2試合見れたから、今回も...」という僕のワガママから出た言葉だったかもしれません。

最後までみなさんと一緒に、この大会を200%楽しませて頂きたいと思っています。引き続き宜しくお願い致します!

 

本日は、(記憶に残っているお話に限り)昨日スペースで出たお話を参考に、明日の準決勝2試合に関しての個人的な見どころを纏めていきたいと思います。宜しくお願いします!

 

 

 

まず、第1試合の秋田商-秋田中央からです。

[両校の勝ち上がり]

秋田商         秋田中央

1回戦:12-0十和田    2回戦:4-3大曲農

2回戦:9-0由利工                 3回戦:6-1大館桂桜

3回戦:7-3能代科学技術  準々決勝:3-2 花輪

準々決勝:4-3大曲工

 

○見どころ

スペースで出たお話としては、

・両校の投手陣/秋田商松橋くんの状態が試合展開の鍵を握る(松橋くんが準々決勝のような投球を実現出来れば、秋田中央としても連打を連ねるのは厳しいと予想される。個人的には、松橋くんの立ち上がりに注目)

 

・個々の野手の力(特に失投を逃さない打力、経験値)は、秋田商が若干上回る印象がある。しかし、秋田商は守備面で不安がある。準々決勝のように綻びが出ると、秋田中央は上手くつけこんで得点すると予想される。よって、秋田商の守備陣の修正が非常に大事。

 

・秋田中央の投手起用(鳥井くん/田中くん/澤橋くんを3回ずつで区切るor大館桂桜戦の田中くん6イニングスのように、調子の良い投手を引っ張るor満を持して澤橋くん先発→万全を喫して東北大会進出を手繰り寄せ、決勝進出を決めた暁にはまた違う継投...など。

 

ここからは、より個人的なお話になります。と言っても、スペースでもお話に出たことがほぼ全てだと思いますが、一言だけ...

 

秋田中央はセンターライン中心に1.2年生が多く、秋田商も1年生がラインナップに複数名を連ねるチームです。よって、この春がピークと言うよりかは、夏に向けて様々なことを吸収し更に成長出来る両チームだと思っています。

そこで、とにかく個人的な期待としては、痺れる接戦になってほしいですね。1点を争う試合になればなるほど、勝利したチームはより自信が深まりますし、敗れたチームも「あの場面が反省点だから、それを踏まえて夏までにもう一度鍛えよう」と整理しやすくなります。ロースコアゲームになるか点の取り合いになるか、今は全く予測がつかないですが、夏に繋がる実り多き試合になってほしいですね!

 

 

 

続いて、昨夏と同じく準決勝での再戦となる明桜-秋田南です。

[両校の勝ち上がり]

明桜         秋田南

2回戦:12-0能代    1回戦:6-1秋田北鷹

3回戦:1-0秋田     2回戦:9-6大館国際

準々決勝:3-0湯沢翔北 3回戦:14-1男鹿工

                                       準々決勝:4-2横手

 

スペースで出たお話としては、

・秋田南の先発投手起用に注目&各投手の内容が鍵を握る

・無失点を継続する明桜投手陣に対して、秋田南がどんな作戦を実行するか(当日のグラウンドコンディションにも左右されるが、昨夏のバント攻勢のような明確な意図を持った作戦が見られるか)。残塁が目立ってしまった準々決勝を踏まえても、見逃せないポイント。

・明桜は加藤悠羽くんが先発登板か/前回完封した難波くんの起用法はどうなるか(準々決勝の球数を踏まえると、決勝進出した場合にショートイニングのリリーフ?)

 

ここからは、より個人的なお話になります。

両チームも秋田商、秋田中央と同様に、まだまだ夏に向けてステップアップ出来る部分のあるチームだと思います。ただ、投球間の間合いを見ていますと、明桜・ショートの猪原くん、秋田南・セカンドの佐藤輝空くん。内野の要をつとめる両校主将を中心として、上級生が率先して守備の間合いに投手や周りの野手に気を配れている印象があります。

 

今年の秋田県のチームの中では、特にお互いの声掛け、配球/試合展開から逆算したポジショニングによって、落ち着いた試合運びで勝ち上がってきた両チーム。

 

ここを踏まえてこの試合で個人的に注目しているのは、「純粋な打力or機動力を持ってして、声掛けやポジショニングでは対応出来ないぐらいの攻撃力を発揮し、局面を打開する場面が見られるか」という点です。

 

挙げるとキリがないのですが、「秋田県で勝つことに最適化したチーム」と「甲子園で勝ち上がる/優勝出来るチーム」の違い(攻撃面)のひとつとして、「長打力」「機動力」他にも色々ありますが...「相手のミスの有無に関わらず、自力で得点する力があるか」ここは大きな要素だと思っています。お互い複数投手、声掛け、失点に直結しない安定した守備と、秋田県の中で守りの面では整備が進んでいるチーム。だからこそ、直近の大会で安定して上位に進んでいる両校が「秋田予選を勝ち抜くことにマッチした野球」から一歩先に進む上で求められるのは、相手のミス待ちではなく、自力での得点能力だと認識しています。

そのような野球を両校のみなさんは目指して来られていると思いますので、こちらでは自分なりに改めてポイントを洗い出し、言語化するという意味で出させて頂きました。当たり前のお話をダラダラと垂れ流してしまい、大変申し訳ございませんでした。

 

この試合も、夏に向けてということを考えると、最後まで縺れる接戦を期待しております。加えて、この1戦に関しては「自力での得点の仕方」に注目しています!

 

 

また、2試合に共通して、準決勝-決勝は連戦ということで「甲子園で勝ち抜くため」の選手起用、ゲーム運びのシミュレーションにもなりますし、4名の監督さんの思惑を采配から感じ取ることも楽しみです😎

 

本日は以上となります、とにかく明日が楽しみです。最後までお読み頂きありがとうございました!また明日お会いしましょう。